「研究へのご協力のお願い」
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予防と脳ドック
医師の方へ 研究へのご協力のお願い 脳卒中の検査と治療 くも膜下出血ってどんな病気?
脳卒中の検査と治療
2.具体的にはどういう検査、治療法があるのでしょうか?
脳卒中に共通する検査と治療
脳卒中は、そのタイプによって治療方法が異なりますので、まず、患者さんがどのタイプの脳卒中なのかを判断する検査を行います

.緊急治療
患者さんが重症の場合は、まず呼吸や血圧の管理など緊急治療が行われます。

.問診
具体的な症状や、進行具合などについて詳細を伺います。

.一般診察
脈拍や血圧測定、心臓の聴診、やしびれの有無など一般的な診察を行います。

.画像診断
CT、MRI、MRAなどの各種検査を行って、脳卒中のタイプを判断します。

CT CT:(しーてぃー)
(コンピュータ断層撮影
Computerized Tomography )

コンピュータとX線をつかって脳の断面の画像を連続して撮影する検査です。
MRI MRI:(えむあーるあい)
(磁気共鳴画像
Magnetic Resonance Imaging)
拡散強調画像

電磁波を使って脳の画像を映し出す検査で、CTより鮮明な画像が得られます。特に拡散強調画像という写真の撮り方をすると、発症後15分程度で脳梗塞が診断できると言われていて、超急性期(命の危険性があり、緊急な治療・管理を要する時)の診断・治療に重要です。
MRA MRA:(えむあーるえー)
(磁気共鳴血管撮影
Magnetic Resonance Angiography)

電磁波を使って脳の血管の状態を画像化する検査です。脳動脈瘤(くも膜下出血の原因となる動脈のコブ)の有無や、血管の閉塞(閉じて塞がっているところ)、狭窄(狭くなっているところ)が診断できます。
その他、超音波検査や、血管造影検査など。

.タイプ、症状にあわせた治療
どのようなタイプか判断ができたら、症状にあわせた治療を行います。

.リハビリテーション
運動機能回復など、後遺症の軽減のためのリハビリテーションを行います。

  1. こんな症状があらわれたら?
  2. 具体的にはどういう検査、治療法があるのでしょうか?
事務局:千葉大学 大学院医学研究院公衆衛生学
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