2011年12月17-18日に、「ゲノム支援」拡大班会議を新大阪で開催しました。

12月17-18日の2日間、新大阪ワシントンホテルプラザを会場にして、ゲノム支援拡大班会議を合宿形式で開催しました。拡大班会議では、班員だけではなく過去2年間の支援依頼者及びそれぞれの若手共同研究者の総勢200名が参加し、日頃はメール等で情報交換している研究者とFace to face で議論できる貴重な機会となりました。

冒頭、小原代表より、ゲノム支援の活動の目指すところや組織体制及び現在の進捗状況の概略が報告された後、口頭セッションIでは、ゲノム支援の班員よりゲノム科学の最新動向のレクチャーが行われました。

口頭セッションIIでは、支援が比較的進んでいる課題に関して支援依頼者より報告が行われました。医科学・生物学の分野での興味深い課題に対して、ゲノム解析によるアプローチが大きな成果に繋がりつつあることが報告されました。

その後は、夕食を挟んでの2部構成のポスターセッションを深夜まで開催しました。ポスターセッションでは、全ての支援依頼者が支援課題の進捗や計画を発表したのに加えて、班員側からは、情報解析支援活動において基盤技術開発支援や情報解析支援を担当している研究者より最新の進捗が報告されました。

大量のゲノム情報が安価にスピーディーに生産される時代となり、情報解析技術の重要性がますます高まっていますが、生物系の研究者と情報系の研究者が交流し、新たな可能性を模索する機会となりました。ポスターセッションと並行して、支援課題に関して個別相談ができる会場も確保し、会場のいたるところで活発な意見交換が行われ、支援側の研究者にとっても支援課題を深く理解することができました。

2日目は、口頭セッションIIの残りの発表の後、全体のまとめのセッションと、ゲノム医科学、多細胞生物と微生物の3分野に分かれての分科会を開催し、ゲノム科学振興のための課題等に関して討議しました。

全体のまとめでは、日本のゲノム科学の現状に対して、若手研究者からの厳しい問題提起もあり、様々な方々からの貴重な発言がありました。新学術領域研究「ゲノム支援」で対応できる、或いは対応すべき問題点に関しては、支援戦略会議等で議論して取り組んでまいる所存です。

年末の忙しい時期に、多くの支援依頼者の方々にも参加いただき、活発な交流が行われ、ゲノム支援活動に対する期待の高さを、改めて認識した2日間でした。