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公募支援に関するFAQ(2020年度第2回公募版)

申請資格についての質問

Q1.支援の対象となる科研費採択課題とは、これから申請する内容でしょうか? あるいは既に採択されている内容でしょうか?
2020年度第2回公募の先進ゲノム支援対象は、2020年度科研費新規採択課題および継続課題です。公募締切日までに科研費に採択されていない研究課題(現在申請中の研究課題を含む)は対象になりません。
Q2.当該科研費課題の連携研究者ですが、申請資格はありますか?
研究代表者あるいは研究分担者からの申請を受け付けており、連携研究者には申請資格はありません。
Q3.支援申請を行う内容が科研費の研究計画に含まれていることは必要ですか?
支援申請を行う内容が科研費の研究計画に含まれていると、計画の範囲でできることになり、支援は不要という判断になります。当初の研究計画と密接に関連していて、当初計画を大きく発展させる内容であることが求められます。
なお、「先進ゲノム支援」活動による支援を想定した研究計画を申請して科研費に採択されたとしても、自動的に本「先進ゲノム支援」の支援対象となるわけではありません。この点ご留意ください。
Q4.1人の研究者が、1つの科研費をもとに、2種類の申請を行うことは可能でしょうか?
一人の研究者が複数の申請を行うことは可能です。
また、希望審査区分が大きくかけ離れる内容を含むなど、1申請にまとめることが難しい場合は、1つの科研費を基に複数の申請を行うことも可能です。
Q5.2020年度が最終年度の科研費の場合も申請可能ですか?
年度内に結果をお返しできるような支援内容であれば申請可能です。
Q6.採択されていました科研費は本来昨年度で終了予定でしたが、研究費の繰越申請をし、2020年度もこの研究費で研究を継続しています。このような場合も申請は可能でしょうか?
研究課題の補助期間の延長あるいは補助金の繰越をされている場合、年度内に結果をお返しできるような支援内容であればその課題で先進ゲノム支援に申請していただくことは可能です。
なお、支援採択候補課題となった場合には、最終決定の前に、補助事業期間延長承認書あるいはそれに準ずる書類をご提出いただき、研究期間延長が確認できた場合のみ支援課題となります。
Q7.厚生労働科学研究費補助金の課題は、先進ゲノム支援に応募可能でしょうか?
厚生労働科学研究費補助金の課題は対象になりません。
Q8.応募資格が、2020年度文部科学省・科学研究費補助金に採択されている研究課題となっておりますが、これには学術振興会特別研究員の研究も含まれるでしょうか?
特別研究員の方で特別研究員奨励費をお持ちでしたら、申請は可能です。
なお、特別研究員(DC)のかたが採択候補となった場合は、ヒアリング時に、研究の独自性(本人の独自の考えに基づいた計画か)について重点的に確認を致します。また、DCの方には教育的見地からOJT(On the Job Training)なども含め申請者本人にできる限り支援内容に直接関与をしていただく方針です。
Q9.2019年度に支援を受けている場合、複数年連続して支援を申請してもよいのでしょうか。2020年度第1回公募でも支援を受けている場合、第2回公募にも申請してもよいのでしょうか。
支援の結果が新たな支援課題を生むことはありますので、複数年など連続しての支援申請は可能にしています。一方で、できるだけ広く支援するために、同程度の評価の場合は新規申請者を優先していますのでご了解ください。また、支援回数がさらに重なってきますと、支援希望内容にもよりますが、審査において共同研究等も活用して自立いただくべきとの判断になってきます。
なお、申請の際には、前回支援との違い、その進捗状況、について申請書に明確に記述していただく必要があります。

支援についての質問

Q10.通常の新学術領域研究の公募研究とは何が違うのですか? 研究費の配分があるのでしょうか?
「先進ゲノム支援」側が解析支援を行います。その支援課題の公募ですので、通常の公募研究とは異なり、研究費の配分はありません。
Q11.依頼者側の機関事務局が関与する必要はありますか?
申請のとりまとめや実施受け入れなどで機関事務局が関与する必要はありません。今回の支援活動は、新学術領域研究「先進ゲノム支援」の中の活動です。したがって、形式的には科研費課題研究者間の共同研究や研究協力と同じレベルです。
支援課題として選定された場合、その実施方法については、個別に依頼者と支援グループで協議しながら進めます。支援の実施にあたっては知財等において何らかの契約事項が発生することはあるかもしれませんが、その場合は別途個別の協議の上進めます。

申請方法についての質問

Q12.申請の方法を教えて下さい?
先進ゲノム支援HPで公募要項の「支援申請の流れ」をご覧ください。
https://www.genome-sci.jp/flow

【初めて支援を申請される方】
 最初に研究者登録を行ってください。
 ログインIDとパスワードがメールで届きますので、インストラクションに従って申請システムに
 ログインし、本人確認を行って下さい。
 ※注意:本人確認が72時間以内に完了しなければ同じメールアドレスでのユーザー登録申請を
 受け付けられなくなりますのでご注意ください。

【既に研究者登録がお済みの方】
 支援申請のページからログインして申請を行って下さい。
 ※研究者登録に追加項目がありますので、必ず最初に研究者情報の修正を行ってください。

Q13.研究者登録をしても本人確認メールが届きません。
自動送信メールが迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。
また、機関によっては自動送信メールが拒絶される場合があります。メールが届かない場合は、genome-sec@genome-sci.jpまでご連絡ください。
Q14.旧「ゲノム支援」の申請で発効されたパスワードは、「先進ゲノム支援」のログインには使えないのでしょうか?
「先進ゲノム支援」としてのプロジェクトのため、旧「ゲノム支援」とは別に新規登録をお願いしております。
なお、2016年以降の「先進ゲノム支援」申請で発行されたIDとパスワードは、2017年度以降も継続してご使用いただけます。
Q15.申請書をアップロードした後に修正は可能でしょうか?
申請締め切り期限(2020年8月18日正午)以前でしたら、申請書の修正は何度でも可能です。締め切り後は申請サイトを閉鎖して審査の作業に入りますので修正はできません。ご注意ください。
Q16.審査の過程でヒアリングがあるそうですが、その内容を教えて下さい?
ヒアリングはweb形式、日程は 2020年10月初~中旬を予定しています。

公募締め切り後、審査委員会によって選定された候補課題について、支援実施担当者が、支援内容の詳細の聞き取りと協議を行います。これをヒアリングと呼んでいます。
ヒアリングは支援の実務担当者と対面方式で行い、支援側から質問する形式で行いますので、プレゼンテーションの必要はありません。質問は、申請書だけでは判断できない内容(申請者のサンプルの準備状況、提供時期、支援内容の詳細と技術的実現可能性、経費見積もりの確認)など、技術的な点が主になります。
候補課題選定とヒアリングの日時の連絡は9月下旬頃になります。万一、申請者本人の都合がつかない場合は上記の点について責任持って回答できる共同研究者の代理出席をお願いいたします。支援課題の採択と具体的な支援の内容は、ヒアリングの結果を考慮の上、審査委員会で最終的に決定されます。

Q17.支援課題公募に関する説明会は開催されないのでしょうか?
「先進ゲノム支援」単独では行っていませんが、年に一度、支援4プラットフォームによる支援説明会・成果シンポジウムを開催しております(2020年度の説明会は5月予定でしたが、コロナ禍の影響により開催延期となっています)。公募に関するご質問などがありましたらgenome-sec@genome-sci.jpまでご連絡ください。

申請内容についての質問

Q18.申請にあたり、支援に必要な経費の上限はありますか?
申請においては特に上限は設けておりませんが、審査においては、限られた予算内でなるべく他の多くの研究を支援するために、支援の実施に必要な経費とそれによって期待される研究展開やインパクトを考慮して支援内容を決定します。その際、計画の縮小や変更をお願いすることがあります。
Q19.支援申請をしたいのですが、科研費種目欄に該当する選択肢がありません。
「国際共同研究加速基金」等選択肢にない種目のかたは「その他の科研費」をお選びください。
Q20.「研究経費(直接経費、申請者への配分額)」の項目につきまして、繰越金が発生している場合はそれも合算して記載したほうがよいでしょうか?それとも2020年度度当初交付予定の金額を記載すべきでしょうか?
合算は不要です。2020年度の交付金額を記入頂ければ結構です。
Q21.未発表のデータを申請書に盛り込みたいと考えております。キーとなる内容を伏せ字等にした方が良いでしょうか?あるいは申請書そのものは非公開でしょうか?
申請書は非公開となっており、審査委員には守秘義務を課しております。新規化合物名や遺伝子名を伏せ字にするかどうかは申請者でご判断いただきたいですが、適正な審査のために計画の目的や意義が理解できるように、それら関連情報を可能な範囲で申請書内に記載して頂くようお願いいたします。

倫理審査についての質問

Q22.既に倫理委員会承認済みの研究課題です。先進ゲノム支援の支援を受けるにあたり共同研究者の追加が必要ですが迅速審査で通ると思われます。このような場合は、現在ある倫理審査書類を提出すればよろしいでしょうか?
申請の際には現在承認済みの倫理審査書類をご提出下さい。
支援課題として採択された場合、倫理審査書類を確認させて頂き、共同研究者の追加を含めた修正等を先進ゲノム支援側でご提案させて頂きますので、その後、ご所属機関の倫理委員会の承認をお取り頂ければと思います。
Q23.倫理審査委員会に申請を予定している場合、説明同意文書に共同研究機関として先進ゲノム支援の研究機関を記入しなくてはなりませんが、先進ゲノム支援に携わっておられる研究者の方を直接存じ上げません。この場合はどう記入すればよいのでしようか?
説明同意文書には、 (共同研究機関としての先進ゲノム支援側の体制については、支援申請が採択された後に、具体的に記載)、と括弧書きで記入して下さい。
Q24.既に倫理委員会承認済みの研究課題で、大規模ゲノム再シーケンシングの支援を受けたいのですが、これまで得てきた説明書・同意書には、データの公開は含まれておらず、その同意を短期間に再度取るのは困難です。どうすれば良いでしょうか?
データは公的データベースに登録していただいた上で、同意いただいたレベルでの公開/共有を行います。この仕組みに乗せないと論文発表などができません。したがって、再同意を取得して頂く必要があります。支援対象として選定された場合は、原則として公開の同意が得られた時点で支援を開始することになっています。

ABSについての質問

Q25.解析試料が他国由来サンプルです。どうすればよいでしょうか。
解析試料が他国由来の場合、入手した国(提供国)の生物多様性条約及び名古屋議定書に基づく国内法令等に則って取得した試料である必要があります。大原則として条約発効日の1993年12月29日以前に日本国内に入っていた、あるいは取得した場合は対象になりませんが、それ以降のものは対応が必要です。この対応(ABS対応)が行われていない場合、論文発表やデータベース登録ができなくなる恐れがありますので、先進ゲノム支援での解析は行なえません。そのため、申請時には全ての申請者にサンプルの詳細を記載して頂きます。
なお、このABS対応が完了してなくても先進ゲノム支援への申請は可能ですが、支援対象として選定された場合は、原則としてABSへの対応が確認できた後に支援を開始することになります。

また、ABSの対象(*)は幅広いので、直接の解析対象がABSの対象外であっても、実験において外国由来生物からの抽出物が用いられる場合等は、ABSの対象となる可能性があります。
(*)動物、植物、微生物、ウイルスなどの個体、またはその一部組織、乾燥・凍結・粉末サンプル、DNA/RNA抽出物、など。

詳細は国立遺伝学研究所ABS学術対策チームのホームページ(http://nig-chizai.sakura.ne.jp/abs_tft/)を参照頂き、必要があれば対策チームへご相談ください。

論文の謝辞についての質問

Q26.先進ゲノム支援の支援を受けていることを論文の謝辞にはどの様に記載すればよいでしょうか?
以下のように記載して下さい。
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number 16H06279(PAGS).
詳細は「成果発表について(支援依頼者のかたへ) 」をご確認ください。
Q27.支援内容を含む論文のプレスリリースを行う予定ですが、なにか手続きの必要はありますか?
プレスリリースをされます場合には先進ゲノム支援HPのほうでも告知掲載させて頂きますので、URLも併せて事務局までご連絡下さい。また、リリース資料には科研費や他の助成等と同様に「先進ゲノム支援による支援を受けた」旨の記載をお願いしています。